遠野市は「民話の里」と言われ、街なかには民話館があり、そこでは語部(かたりべ)たる人達が録音した幾つかの民話が何時でも聞くことが出来ます。「おひなさま」になったお馬様の話、「座敷童子(ざしきわらし)」の話、「河童(かっぱ)」の話等々、昔からの方言で、訛りが非常に強くて内容が聞き取れないものもあります。これらの民話の終わりには必ず「どんどはれ!」という結びの言葉が入ります。これは「これでおーしまい!」という意味らしいのですが、人によって「あした天気になーれ!」とか「家族が健康でありますよーに!」とか、色々に解釈しているようです。キリスト教で祈祷の最後に言う「アーメン」に似ていますね。
NHK連続ドラマの「どんど晴れ」は20パーセントを越える高視聴率のようですが、この題名では「晴れ」という漢字を使っていますから「どーんと晴れろ!」と言っているのでしょうか。
最近は何十チャンネル、何百チャンネルのテレビ放送が出来る時代ですから、全国の民話を語り手が昔ながらの言葉で放送するチャンネルが出てきてもいいですよね。アニメの「日本昔話し」もいいですが、いわゆる原語(方言)で語られるものもあると面白いですね。似たようなものがどこかにあるのでしょうか。WEBサイト上では一つ面白いのを見つけました。それは「スーちゃんの妖怪通信」です。スーちゃん自からが実の語り手から直に聞いた民話を紹介している、解説付きで、よく出来ているサイトです。口述伝承の民話は録音して残して欲しいですね。
では、ご家族様の健康・・・どんどはれ!